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zoom RSS 民主・自民の後押しを受けて原発ムラの巻き返しが激しい 挑戦され馬鹿にされる国民

<<   作成日時 : 2012/05/28 08:37   >>

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No.535民主・自民の後押しを受けて原発ムラの巻き返しが激しい 挑戦され馬鹿にされる国民

 原発に関して、世論に挑戦するような動きがひどくなってきた。政府は再稼働のチャンスを狙い、原発ムラは事故がなかったかのように原発の拡大路線への復帰に懸命だ。

【自民党の規制庁案は民意の徹底排除】
 自民党は表向き原発の再稼働については口をつぐんでいる。今後のエネルギー政策についても音なしだ。国会でも何の質問もしない。だが、彼らの本音は少なくとも既存の全原発の再稼働にあるとみられる。

 自民党は原子力規制庁のあり方をめぐり、民主党案に反対して、規制庁をより省庁からの独立性の高いもの、公取のようなものにしたいとの案を出している。この案についてメディアもほとんど解説もしない。

 自民党が狙うところは、原発の安定稼働だ。原発を民主党の案のように環境省の外局にしておけば、政権の影響をもろに受けかねない。総理大臣の意向を反映して停止されることがある。ドイツがいい例だろう。選挙の争点にもなりかねないところがある。これらを回避したいのだ。

 逆な見方からすると、自民党は国民の意思がストレートに反映できないような仕組み作りを目指しているのだ。現在公取のあり方を縛るのは国会であり、国民の意見は直接的には届かない。委員長は衆参院の承認が必要で、政権交代でも委員長を変えるのは簡単ではない。これと同じ形を作るのが狙いだ。この仕組みのもとでは原発ムラの温存も可能である。

【自民党・民主党・地元‘組長’の出来レース】
 原発立地自治体の一部の長からは再稼働の条件に新規政庁の設置が出されている。だが、その意味するところは、民主党が自民党案を飲めということに他ならない。中央の政治情勢を見て、いかにも安全に心を砕いているかのように住民に見せるポースにすぎない。

 民主党、特に野田政権は東電救済と原発再稼働に熱心だ。なぜそうかはいろいろ想像できるが、しかとしたことは分らない。再稼働は遅くとも連休前を考えていたが、いろいろと目算が狂い、野田政権は焦りに焦っている。一方の自民党は好機到来と、規制庁の自民党案丸呑ませを図っているところだ。観測としては野田政権は自民党案を丸呑みにするとの見方が強くなってきた。そこでの立地自治体からの催促である。

 出来レースあるいは阿吽の呼吸だ。それほどに裏の関係が深い。

 そんな政治状況だから、原発ムラは意気軒昂。国民などは眼中にない。だから原子力委員会は核燃サイクルについて半ば堂々と裏会議を繰り返してきた。原子力委員長が音頭をとっているから、中立など投げ捨てたあられもない姿だ。また経産省の総合エネ調は2030年の日本の原発依存率を震災前の1.5倍にもなろう35%案などを平気で出してくるのだ。国民は挑戦され、完全に馬鹿にされている。

【真の安全対策は完全に棚上げ】
 その一方で、現在の原発に対する安全対策の抜本的なものはほとんどゼロだ。活断層の上だとか近傍にあるような原発は即停止が当たり前だろうし、浜岡、東海、島根などの人口密集地や地方中核都市に隣接している原発も廃炉が妥当だ。また福島で問題になった格納容器に問題があるとされた古い型の沸騰水型の原子炉、初期に作られ圧力容器の材料への不純物の混入から炉の脆化が進んでいるとみられる原発も廃炉にしていく、中越沖の大震災で主要機器がストレスを受けたのではないかといわれる柏崎原発も廃炉にすべきだろう、そのくらいの決断が全くできないのは理解に苦しむ。こういうことを行うためには原発を個々の電力会社の所有にしていては無理というなら、原発を電力会社から切り離して国有化するなり、新会社を作るべきだろう。

 班目原子力安全委員長がこれまでの委員会は言い訳探しだったと反省の弁を述べたが、関係者の言い訳探し、詭弁作りの姿勢は今も全く変らない。それどころかとんだ政府主導もある。内閣が保安院に各原発の‘安全認定’を催促しているのだ。野田民主党、自民党、原発ムラ3者スクラムが強化されつつある。

【毒饅頭で中毒した政治屋の一掃が必要】
 彼らは国民の安全より経済が大事と平気で言う。まだ原発災害に遭っても目覚めない恐ろしいばかりの感性だ。

 電力会社の毒饅頭でまともな判断ができなくなった議員を追放する必要がありそうだ。国会からも地方議会からも。福島の原発被災者は10数万人。即死者こそ出なかったものの、仕事も財産も土地も奪われ、スローデスに追い込まれつつある。現地からは棄民されたとの声も上がる。そんな悲惨な状況を横目に、事故なんかなかったように、というのは余りにもひどい中毒症状である。それこそ議員の資質が問われる状況ではないのか。(2012-5-28) 中村公雄



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