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zoom RSS 丸川環境省は辞任すべきだ  自分の職務も立ち位置も分らず、飾り雛にもならぬ大臣はいらない

<<   作成日時 : 2016/02/17 01:08   >>

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No.670 丸川環境省は辞任すべきだ 自分の職務も立ち位置も分らず、飾り雛にもならぬ大臣はいらない

 東日本大震災から5年を目前。福島の自主避難者は今も7000世帯、18000人(東京新聞)。妻子だけの避難も多いようだ。家族の分散は出費も多く、その上にストレスも重くのしかかり、家族は崩壊の瀬戸際。行政は足下を見るかのように支援を打ち切り、帰還圧力を高めている。避難を続けるか、汚染地に戻るかは程度の差こそあれ地獄には変わりがない。

 震災と原発合わせて避難を余儀なくされている人は1月初めでようやく10万人を切ったという。

九州電力は、川内原発が再稼働した後、非常時の原子炉遠隔コントロールセンター、免震棟は造らないと言いだし、規制委員会と悶着を続けていた。だが、規制委員会側が折れて、各原発ともセンターから免震機構は省く方向に。センターも規模を大幅に縮小するという。本当に造るのか? 住民の避難道路も未整備。

 こういう現実に目を背け、原発再稼働を求める地元が増えているようだ。つまり、重度の原発依存症で、禁断症状がでたらしい。自らは新しい産業の誘致・創成などにもはや動けない状態。個人なら入院加療が必要か加療しても手遅れの段階、ほぼ廃人レベルということでは、と思ってしまう。ただ、地元の人々は様々なしがらみの中で、ものが言えない環境が作られているという。政府も行政も、復興よりもそちらの環境作りの方に熱心?また、お手の物の感がある。

 ドイツは極めて明快に廃炉方針を決めた。日本は大被害にもかかわらず、原発と核燃料サイクルに執着し続けている。この違いは、日本の支配層には核武装への野心があるが、ドイツにはそれがないからだという(J・ラカートカウ)

 NHKの世論調査:“今後、原子力発電所をどうすべきだと思うかの質問に、「増やすべきだ」と「現状を維持すべきだ」が合わせて29%、「減らすべきだ」が49%、「すべて廃止すべきだ」が22%。

  “丸川珠代環境相は7日、松本市内で講演し、東京電力福島第1原発事故を受けて国が原発周辺などで行っている除染で、基準となる年間被ばく量を1ミリシーベルトとしている点について、「『反放射能派』と言うと変ですが、どれだけ下げても心配だと言う人は世の中にいる。そういう人たちが騒いだ中で、何の科学的根拠もなく時の環境大臣が決めた」などと述べた。(8日信濃毎日)”
 この発言についての質問に、のらりくらりやっていたが、12日の記者会見で誤りを認め、発言を取り消した。予算審議遅れを懸念した官邸か党が指示したらしい。

 だが、この女性大臣、国会議員になっていよいよおかしくなってしまったとの印象。もっともTVでは素顔は見えないから、これが本性だったか。もともと政治的信念があったわけではなく、出世と権力欲から自民党所属の議員になったと言われただけのことはある。環境問題もカラだったのだ。だから、簡単にあちこちからいい加減な知識をインプットされて、宣伝役を負わされた。先日の、石炭火力新増設認可も官僚と官邸、さらには電力業界に丸め込まれただけのこと。

 環境大臣の職にはきりっとした信念と闘志が必要だ。環境問題の多くは、大企業との調整にかかるもの。温暖化はもとより、大気でも廃棄物でもそうだ。と言うことは経産省と利害を異にすることが多いはず。その上に、省自体が新しく、弱小。まともに動こうとすれば老練な政治手腕も必要だ。ただ栄誉を追って政界に入ったような人物は利用されるだけだ。彼女はその典型。

自民党の中に、福島で帰郷が進まないのは1ミリシーベルトという規準が問題との意見がくすぶっているという。その上に、首相始め自分が気に入らないこと、自党に不都合なことはすべて民主党になすりつける風潮があって、丸川議員もそれに染めあげられたらしい。頭はよかったのかも知れないが、高慢で不勉強だからそうなる。

先日の国会で民社党の細野政調会長が、丸川大臣がこの講演で「今まで環境省は、エコだの何だの言っていれば良かった」と発言しているが、これは省を侮辱するもの、と追求した。彼女には自省が置かれた位置に対する理解も役職への自覚もないことをこれほど明白にした発言はない。記者会見で、辞任は否定した。だが、外部の目には、彼女は本業はだけではなく、お飾りの役も務まらなかったと映っている。辞任は当然だ。

 彼女への風当たりがもっと強くてもいいのではないかとNetを見るが、批判は見当たらない(13日)。いや、安倍総理がいかに環境(省)を軽視しているか、そこから問題だ。メディアとNetのその辺りへの鈍さはどうしたものだろう。

安倍首相から環境に関する発言は最近ではほとんどなくなった。“美しい星”とか何とかも言わなくなった。もう忘れているのだろう。そろそろアベノミクスも忘れかけてかけているようだ。だが、原発が引き起こした5年前の大災害を忘れてもらっては困る。速やかに適任の環境相を選んで頂きたい。 (2016-2-16)





叩かれても言わねばならないこと。
東洋経済新報社
枝野 幸男

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